白高より

東日本大震災・原子力災害伝承館研修

 令和5年2月18日(土)に、希望者による課外活動の一環として、「東日本大震災・原子力災害伝承館研修」を行いました。1、2年生、計31名が参加し、充実した研修となりました。

 まず、学校から伝承館(双葉町)への移動の途中に、富岡町でフィールドワークを実施し、震災による富岡町への影響と復興の現状を学びました。次に、伝承館に移動し、スタッフの方々の説明を受けながら見学しました。原子力災害を中心に、東日本大震災について振り返ることができました。展示の中には、白河市の葉ノ木平における土砂災害の様子も含まれていました。また、この日はちょうど復興大臣も同施設を訪問されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 双葉町産業交流センター会議室での昼食の後は、双葉町と浪江町のフィールドワークを行いました。その後、震災遺構である「浪江町立請戸小学校」を訪問し、津波被害の脅威を目の当たりにしました。最後は、浪江町の復興の象徴の一つである「道の駅なみえ」に立ち寄りました。そこでは、浪江町立津島小学校の閉校に伴って寄贈されたグランドピアノを、数人の生徒が弾かせていただきました。浪江町から学校に戻った生徒達の記録用紙には、気づきや新たに考えたことなどがびっしりと書き込まれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なお、この行事は、「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の一環として、県教育委員会(高校教育課)の補助を受けて実施しました。関係の皆様に改めて御礼申し上げます。